生きることを、あきらめない
私の祖母は、20歳頃に脊椎カリエスという病にかかりました。
詳しい経緯は知りませんが、
お医者さんから「もう治療できない」と宣言されてしまったそうです。
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彼女は、
「自分の體の力で、健やかになる」努力をしました。
大きな軸は、
“湯治” と “食事療法”
時間をかけて、
その間、戦争もありながら、
祖母は、體に元氣を取り戻し、
30歳過ぎて、イケメンの祖父と、結婚しました。
(↑↑↑ 当時にしては、かなり晩婚だよね🤣🤣🤣)
私の父は、末っ子なので、40歳で生まれた子。
(よく、おばあちゃんと間違われたらしい……😂)
「食べるもの」
「體のケアの仕方」
お米は、直に仕入れる無農薬玄米🌾、
お味噌や梅干しを作るのは当たり前、
縁側にはいつもハブ茶が干してあって、
食べ過ぎたら謎のコーソを飲まされ、
肌に何かあったらヨモギの湿布、
風邪をひきはじめたら南天の葉っぱ、、、
しぶいテイストで、オシャレじゃないけど(笑)
ずっと変わらず。
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祖母は96歳で、地球を去りました。
最後まで、自分でごはんを食べて。
20歳で、お医者さんから見放されても、
生きることをあきらめなかった。
「医者が、健康にしてくれるわけではない。」
否定しているわけではなく、
病院に行かなくていいように、
薬に頼らない
日々の暮らし方、
食べ方、
生き方。
知恵と工夫をもって。
人と違っても、それで生きてくれて、
ありがとう。
生きる姿で、見せてくれて。
弱かったから、得られた叡智を。
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祖母から、
父へ、
そして私へ。
私が、流行りに興味がないのは、
それが「当たり前」という環境で育ったからかも。
知識だけでなく、
体験で知っている。
どちらかというと、頭でっかちなタイプなので、
この数年は、
体験や体感を大事にしてたけど。
知識は、
体験と共に、
アップデートし続けなと。
勉強は、自分のため。
生きるため。
大切な人を、守るため。
Mariko
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