長男やめました

大きな満月の日、

大きな気づきをひとつ。







「男の子を産めなくてごめんなさい」

と、

私の母が罪悪感を持っていたので、




長女として産まれてきた私は、

長男として生きてきたみたい…





しっかり者で、

学校では〇〇委員長、

その辺の男子より優秀。




「できる子」であろうと

とても頑張って生きてきた。







そしてよく思った、

「なんで男に産まれてこなかったんだろう」。









時代劇じゃあるまいし、

継がなきゃいけないものもない。


だけど、

結婚したら男性姓に変わっちゃうし、
(本当は自由ですが)

社会の構造はどう考えても男性中心に見える。



 

学校にいる間は、こちらが優秀でも、

社会に出て、

女であることを理由に、

出来ないことがあるのは屈辱だった。





できないヤツ、

役に立たないヤツは、

存在価値がないと思ってたから。
だから、愛玩犬とか大嫌いだった。


可愛いだけで、役に立たないじゃん!
お散歩で、抱っこされちゃってるじゃん!

って(笑)








そして、結婚してからは、
「私の方が頑張ってる!」と、

こんどは夫にマウントしてた。 (思い返すとかなり厄介🤣)





可愛いくないよね。




可愛いと言われることも、

自分に許してなかったな




女を盾にしてる気がして。






「正々堂々、実力で戦おうじゃないか✊」って、

中身は戦国武将(笑)









理由なしに好かれるはずがない、

何もしない自分が愛されるわけない、





だから

いつも役に立とうとジタバタして疲れて、

「私は大変なのよ!」って夫に怒る🔥





大変こじらせておりました。





男女じゃなく、男男状態だから、
ぶつかって居心地が悪いのなんの…



仮に、両親が男の子を望んでいたとしても、

産まれてきた私に落胆したことはない。

男の子のように育てようとしたこともない。



いつもいつも、

愛情をたっぷり注がれて、幸せだった。






では、なぜ、

長男になろうと無意識で頑張ってきたかというと、

「バーストラウマ」

というものが関係していることに気がついた。





・母親の妊娠中の精神状態や感情

・出産時の産まれかた

・産まれてすぐの扱われ方などが、

心の奥深くのトラウマになることがある。


(親の愛情に問題があったわけではなくて、
その状況下で赤ちゃんが感じたことがきっかけで、
心のゆがみを生じさせることがあると言うもの。
不安感、依存、パターンによって内容は様々)








男子で産まれてきて欲しいという両親の期待、

産まれたら女子だったので、

父の期待へ応えられなかったことへの母の罪悪感、




赤ちゃんは、母親と繋がっているから

言われなくても感じたのだと思う。






そして、赤ちゃんの私は思った、

女で産まれてきてごめんなさい、

と。










先月から学んでいる「愛の子育てマスター養成講座」で、

ちょうどこのトピックを扱っていただいて、

またまた大きな気づきとなりました。






原因に気がつけたら、
後は自分の望む方に変えていけるから。





親へは感謝こそすれど、
責めるつもりは微塵もありません。

本当に大好き。


なんとも根深い勘違いとは言え、

色んなことをよく頑張ってきた、

よく我慢してきたね。







優しい優しい男性に愛されて、

少し女性としての幸せがわかった。





妊娠して母になって、

女性としての喜びや誇りを感じた。





少しずつ少しずつ癒されてきた。






あとは、私が

女として産まれてきた私を祝福する。






出発地点で自分を否定していた自分を癒す。






私は、生きているだけで最高に価値がある。
「産まれきてくれてありがとう」




自分の子がその気持ちを教えてくれた。





自分自身にも優しい自分でいる、

と決めた。







今日、

今この瞬間、

何もせず、ただ生きている私に価値がある。






このままの私で愛される。






満月の夜に、

最愛の女性へ最愛のギフトを。







長男役の鎧は脱いで、

軽やかに、

女性として幸せになることを祝福するよ。

おめでとーーーー!!!



2019.6.17
Mariko 

cucuri studio

本質と美しさを表現する クリエイティブ スペース cucuri studio

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